雑誌記者について

雑誌記者の仕事は、編集会議で決定されたテーマについて取材を進めていき、テーマになった出来事が起こった人的・社会的背景や、その後の経過、そしてその出来事が今後社会に及ぼす影響などを調査・取材し、それをいろいろな角度から分析して記事にまとめていきます。
テーマは新聞やテレビ・ラジオで報道された出来事から選ばれることが多いようですが、最近は、他では取り上げられていないことを雑誌社が独自に選定し、報道することも多くなっています。

雑誌記者の扱う記事の分野は、政治・経済から芸能・スポーツ・文化など、あらゆる分野にわたっています。

雑誌を発行しているのは新聞社や出版社で、雑誌記者は、新聞社の場合は出版局、出版社の場合は雑誌編集部門に所属しています。中には、フリーで出版社などと専属または本数契約している雑誌記者もいます。
独自で取材した記事を、出版者などに売り込む人たちもいます。このような人たちは、フリーライターと呼ばれています。

雑誌記者になるのに免許や資格・国家試験などは、特に必要ありません。しかし、社会事象やその他いろいろな出来事・事件・事故などにまず興味を持ち、積極的に取材活動を展開しなければならないので、強い好奇心の持ち主で、活動的な人に適性があります。
取り上げたテーマに対して、いろいろな角度からの取材・調査・分析が必要で、そのような分析をするには、大学卒業程度の学問的知識があった方が役に立つので、新聞社・出版社では大学卒業を条件にしているところが多いです。
新聞社や出版社に入社後は、外部への原稿の依頼や、受け取りなどの訓練から始めるところもありますが、すぐに雑誌記者としての第一線に投入して現場で取材をさせ、そのテクニックなり分析法を体得させていくところもあります。

□企業・団体作成ホームページへのリンク集

朝日新聞
読売新聞
毎日新聞
産經新聞
日本経済新聞
日経バイオテク - バイオ専門ニュース誌のオンライン版。日早刷り版全文が読める他、専門記者が世界中から取材してきた最新情報も掲載。
アジア記者クラブ - アジアの政治、経済、人権やメディア関連を扱っている。オンライン上で記事が読める他、月例会の紹介等。

□個人作成ホームページへのリンク集

のんぶる - 本と雑誌の編集舞台裏情報を紹介。著者サイン本を抽選でプレゼント。