通信士について

平成2年の電波法の改正によって、それまでの無線通信士から総合無線通信士に名称が変更され、操作できる範囲も改正されました。
総合無線通信士の仕事は、航空機や船舶の無線局などで、無線により電信・電話の操作や無線設備の技術操作を行います。
資格は第1級から第3級に分かれており、なかでも第1級総合無線通信士は、全ての通信操作が可能で、さまざまなメリットもありますが、試験はかなり難しいです。
最近は女性の通信士も増えており、とくに船舶関係の無線業務につく女性が多いです。

総合無線通信士試験

  各級の操作範囲
   

【3級】

     @漁船等に施設する、空中線伝力250W以下の無線設備
     A漁業用海岸局に施設する空中線電力125W以下の無線設備など
   

【2級】

     @無線設備の、国内通信のための通信操作や船舶地球局、航空機局、および、
       航空機地球局の無線設備の、国際通信のための通信操作
     A船舶に施設する、空中線電力500W以下の無線設備など
    【1級】
     @無線設備の通信操作 A船舶および航空機に施設する、無線設備の技術操作
     B @・Aに掲げる以外の操作で、2級陸上無線技術士の操作の範囲に属するもの
  ☆受講資格
    誰でも受験できます。
  ☆試験内容
     @無線工学の基礎 A無線工学A B英語(会話、1.2級のみ) C英語(筆記)
     D法規 E無線工学B F地理(1.2級のみ) 
     G電気通信術(3級はAEの代わりに無線工学)
  ☆難易度
    合格率は3級5%くらい、1・2級は6%くらいで、難易度はかなり難しいです。

□企業・団体作成ホームページへのリンク集

海上保安庁ホームページ - 海上保安行政情報、組織や管区海上保安本部等の情報を掲載。
海上保安大学校ホームページ
無線通信士−第一級総合無線通信士 一 無線設備の通信操作 二 船舶及び航空機に施設する無線設備の技術操作 三 前号に掲げる操作以外の操作で第二級陸上無線技術士の操作の範囲に属するもの。

 

□個人作成ホームページへのリンク集

なし