消防官について

消防官の仕事には、

    ・火災現場での消火活動
    ・急病人やけが人を病院に搬送する救急活動
    ・色々な被害現場からの救助活動
    ・豪雨や台風に対する水災活動
  などがあります。
消防活動は、一般的には住民からの119番通報を受信することから始まります。このため、いつ・いかなるときにもすぐに対応できるように、消防隊は24時間常時出動できる体制がとられています。
平成6年の調査では、全国の消防本部の数は931,消防署は1,615,消防出張所は3,207で、消防職員の数は約14万5千人です。このうちの約690名が、女性消防官として活躍しています。

高校・短大・大学
市町村または消防本部で実施する採用試験に合格する
消防官となる
 

  採用試験の内容は、各市町村ごとで若干異なります。ここでは東京消防庁の例で説明をします。

採用試験は、T類(大学卒業程度),U類(短大卒業程度),V類(高校卒業程度),専門系(法律・建築・電気・電子・通信・化学・物理・土木・機械)などの試験区分ごとに行われます。
身体的な基準として、男子は身長160センチ以上・体重50キロ以上、女子は身長155センチ以上・体重45キロ以上等があります。
採用されると、一般的には消防学校で消防官として必要な基礎教育を受けます。


消防官採用試験
  採用試験の内容は、各市町村ごとで若干異なります。
  ここでは東京消防庁の例で説明をします。
  ☆受験資格
   

《 T 類 》 22歳以上30歳未満で、大卒程度の学力のある者

    《 U 類 》 20歳以上30歳未満で、短大卒程度の学力のある者
    《 V 類 》 18歳以上30歳未満で、高卒程度の学力のある者
    《専門系》 22歳以上30歳未満で、大卒以上の学歴を有する者
  ☆試験内容
    《T〜V類》
     [1次] @教養試験(択一式・一般教養) A論作文試験 B適性検査
     [2次] @身体・体力検査 A口述試験
    《専門系》
     [1次] @教養試験(知識分野・知能分野) A専門試験(記述式) B論文試験
     [2次] @適性検査 A身体・体力検査 B口述試験
  ☆難易度
    東京都の場合、合格率はU類で3%、T類で3.9%でした。

□企業・団体作成ホームページへのリンク集

消防庁 - 消防庁の紹介、災害情報、資料、生活密着情報等を掲載。
日本消防団協会 - 防災組織、消火訓練、救命、自治消防、災害対策のあり方の提案。
東京消防庁 - 組織、事業の紹介や東京都の消防署一覧等を掲載。その他、地震や放火の対策、救急手当、「119番通報の仕組み」等の生活安心情報や各種相談窓口も紹介。
東京消防庁文化部会パソコン部会のページ - 東京消防庁文化部会のパソコン部会員による全国の消防職員との交流ページ。国内および海外の消防関係のリンク集がある。

 

□個人作成ホームページへのリンク集

FIREMAN - 消防器具の説明、ロープの結び方、担架作成方法、消防士になる方法等。
消防士HARRISON - 自治体消防50年の災害記録や消防署の業務紹介。
羊蹄の老虎こと金子のHP - 蘭越町の消防士のページ。消防、救急、地域情報も。
ワールド・ポリス・アンド・ファイヤー・ゲイムス - 2年に1度行われる、世界の警察官と消防官のオリンピック競技大会の紹介。