裁判官について

裁判所の構成員として、裁判事務を担当する国家公務員です。憲法と法律のみに拘束され、良心に従い独立してその職務を行います。

裁判官には、最高裁判所長官・最高裁判所判事・高等裁判所長官・判事・判事補・簡易裁判所判事の6種類があります。


  〔新司法試験〕 司法試験予備試験合格 または、法科大学院課程の修了者      
 
  司法試験合格
 
  司法研修所などで修習を受けて修了試験に合格する
 
  志望により裁判官、検察官、弁護士を選択する
 
  裁判官となる

司法試験は国家試験の中でもっとも難しいと言われており、現行の試験での合格率は2〜3%台です。
司法試験制度は、改定が進められていて、段階的に新司法試験に移行していきます。
司法試験予備試験は受験資格の制限がなく、短答式試験、論文式試験、口述試験が行われます。
司法試験を合格した人は、研修所や裁判所・検察庁などの実務修習を受け、最後に修了試験を受けることになります。


新司法試験
  ☆受験資格
    [司法試験予備試験] 誰でも受験できる
    [司法試験] 司法試験予備試験合格者と法科大学院課程の修了者
  ☆試験内容
    [司法試験予備試験]
    短答式試験  @憲法 A行政法 B民法 C商法 D民事訴訟法                              E刑法 F刑事訴訟法 G一般教養科目
    論文式試験  短答式試験の合格者に対して,短答式試験の科目及び法律実務基礎科目
    口述試験   論文式試験の合格者に対して,法的な推論・分析・構成に基づいて弁論をする能力の判         定に意を用いて,法律実務基礎科目について行われます
    [司法試験]
    短答式試験
      @憲法 A民法 B刑法
    論文式試験
      @憲法 A民法 B刑法 C選択 
  ☆難易度
    合格率は2、3%くらいでもっとも難しいと言われている。
 

□企業・団体作成ホームページへのリンク集

法務省 − 公式サイト。プロフィール紹介、司法試験受験案内など。
最高裁判所 - 組織や傍聴、施設等をQ&Aやパノラマ画像を交えて紹介。また裁判手続、不動産競売手続、採用試験等をやさしく解説。最近の最高裁判決も掲載。
最高裁ウォッチャー - 最高裁判所についてよくわかるページ。最高裁判所の裁判官の紹介、最高裁判所の判例、文献や資料等を掲載。
日本裁判官ネットワーク - 本ネットワークは、開かれた司法の推進と司法機能の充実強化に寄与することを目的とする、現職の裁判官の団体です。
法科大学院情報データベース - 各大学の情報・試験科目など

□個人作成ホームページへのリンク集

花田家のホームページ - 司法修習生による修習情報や「裁判クイズ」。他、出産に関する情報もあり。