警察官について

警察官の仕事は、社会秩序や公共の安全を守ることです。
そして、交番や駐在所で地理案内、落とし物の取り扱い、パトロールに従事する地域警察、 一般的に「刑事」と呼ばれる刑事警察、交通の取り締まりを行う交通警察などたくさんの専門分野から成り立っています。
警察組織は、国の機関である警察庁と47都道府県の警察から成り立っています。このうち東京都を管轄するのを警視庁と呼び、大阪は大阪府警、神奈川は神奈川県警と呼びます。
警視庁の場合、警察官の階級は9段階に分かれており、警視総監を筆頭に、警視監、警視長、警視正、警視、警部、警部補、巡査部長、巡査(巡査長)の順となっています。
全国に約21万8千人の警察官がいます。このうち、婦人警察官は約4千人です。

高校・短大・大学
採用試験に合格する
警察官となる

採用試験には、学歴に応じてT類(大学卒業程度)・U類(短大卒業程度)・V類(高校卒業程度)があります。
警察官に採用されると、警察学校に入校し、必要な研修をうけることになります。
その後警察署に配置になり、交番での勤務を行った後、本人の希望・能力等に応じて専門分野に 勤務することになります。

警察官採用試験は、都道府県によって若干の違いがあります。
ここでは、東京都の警視庁警察官・婦人警察官について説明します。

警視庁警察官・婦人警察官採用試験
  ☆受験資格
    《共通》
     @日本国籍を有する者
     A国家公務員法第16条に該当しない者
    《V類》
     @試験日において30歳未満で高校卒業か、試験年度内に卒業見込みの者
     A試験日において17歳以上30歳未満で、高校卒業程度の学力を有する者
    《U類》
     @試験日において30歳未満で短大卒業か、試験年度内に卒業見込みの者
     A試験日において21歳以上30歳未満で、短大卒業程度の学力を有する者
    《T類》
     @試験日において30歳未満で大学卒業か、試験年度内に卒業見込みの者
     A試験日において21歳以上30歳未満で、大学卒業程度の学力を有する者
  ☆試験内容
    [1次] 
     @教養 A身体検査 B国語 C論(作)文
    [2次]
     @面接 A身体検査 B四肢関節等諸機能の検査
     C適性:警察官に必要な素質と適性の検査

□企業・団体作成ホームページへのリンク集

警察庁 − 警察庁の公式サイト
警視庁 - 警視庁のしくみ、事件事故情報、警察Q&A等の情報掲載。捜査に関する情報等をフォームで受け付ける
皇宮警察 - 組織概要や音楽隊、皇宮警察学校について。
国際警察協会日本支部 - 世界中の警察官・警察職員・OBのためのプライベートな国際交流団体の日本支部。
駿台法律経済専門学校 - 公務員、警察官、消防官、簿記他の受験準備、大学編入準備等の指導。
ワールド・ポリス・アンド・ファイヤー・ゲイムス - 2年に1度行われる、世界の警察官と消防官のオリンピック競技大会の紹介。

□個人作成ホームページへのリンク集

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