警備員について

警備員の仕事は、建物の内外や人が大勢集まるところ、あるいは逆に人目が行き届かないところで、事件の発生を警戒防止することです。
一般的には、警備員あるいはガードマン(女性はガードウーマン)といいます。
警備員の仕事は多種多様で、警備業法によると、第2条第1項において1号警備から4号警備までと、機械警備が規定されています。
 
1号警備
・・・
会社の事務所・ビル・スーパー・銀行・病院等の施設において盗難事件、
 
事故の発生を警戒、防止する仕事や、空港における所持品検査。
 
2号警備
・・・
道路工事現場やビルの建設現場などで、大型の資材運搬車が道路に出入り
      する際に、通行車両の誘導あるいは通行人の誘導をする仕事。
 
3号警備
・・・
スーパーなどから集金した現金を、金融機関に運搬したり、金融機関の支店から、
 
現金や有価証券などの貴重品を本店に運搬したり、また、デパートなどにおける
 
美術品展示会などに出品する高額絵画、宝飾品などの運搬に際し、事件や
 
事故の発生を防止する仕事。
 
4号警備
・・・
有名な芸能人や大企業の社長など、民間における要人の身辺警戒に当たる
 
仕事(ボディーガード)。
 
機械警備
・・・
学校・金融機関・ビル工場など夜間無人となる建物、施設などにおいて、
 
盗難の防止や火災の発生を警戒するために、センサーなどを必要箇所に
 
設置し、煙などをセンサーが感知した際に発せられる信号を基地局で受信
 
した際、その現場に急行し、対応する。
  など、さまざまな仕事があります。
近年、警備の需要も増加し、警備業界は安全産業として発展しています。

警備員になるためには、特別に必要な資格はありません。
しかし、人の生命・財産を守るという責任感が強く要求されるので、警備業法が適応される 警備業では、警備員の制限を定めています。
警備員として企業に就職した場合は、30時間以上の警備員教育を受けなければ警備員として勤務できないことになっています。
優秀な警備員であることを証明する、公安委員会認定の資格検定(警備員検定)があります。

警備員検定
  (空港保安・交通誘導・核燃料物資等の運搬および、貴重品運搬の警備業務についての
   知識と能力を検定するもの。)昭和61年度より
  ☆資格の内容
     ●優秀な警備員であることを証明する資格で、公安委員会が認定する。
     ●2級と1級があり、いずれも業界内の評価が高い。
  ☆受験資格
     ●18歳以上のもの
  ☆取得方法
     @各都道府県単位で実施される特別講習を受講
     A修了試験に合格する

□企業・団体作成ホームページへのリンク集

日本防犯設備協会 - 防犯設備士の認定養成講座、認定試験の案内、会員名簿。
東京都警備業協会 - 東警協。警備員新任、現任教育の実施予定。
近畿綜合メンテナンス - 大阪を中心にした清掃業、警備業、ビル管理業の会社。
博明社 - 建物の清掃、警備、衛生管理、害虫駆除をおこなう。各サービスの案内。抗菌トライガード施工を展開。
武蔵野美装 - 設備管理、清掃、警備保安等のビルメンテナンス。求人情報あり。

 

□個人作成ホームページへのリンク集