自衛官について

自衛官は、我が国の平和と独立を守り国の安全を保つため、外部からの侵略に対して我が国を防衛することを主たる任務としています。その他、海外や国内における大規模災害発生時の、緊急救助活動などを行います。
陸上自衛隊は、国土を防衛し必要に応じて公共の秩序の維持にあたるため(主として陸において)に行動します。
海上自衛隊は、我が国周辺海域の防衛し海上交通路などの安全確保のため(主として海において)行動します。
航空自衛隊は防空を任務とし、日夜警戒待機に当たります。
現在、全国に24万人の自衛官がいます。陸・海・空の自衛官は専門の職域・職種をもっており、それぞれのスペシャリストとして勤務しています。婦人自衛官は、約1万人で全体の3.9%にあたります。
自衛隊では、平成5年度から婦人自衛官に対して、すべての仕事(職域)を解放しており、母性の保護やプライバシーの保護を考慮して配置しています。

採用試験には以下のようなものがあります。
 
「2等陸・海・空士」
・・・
18歳以上27歳未満のものが受験する
 
「一般曹候補学生」
・・・
自衛隊の曹としての基幹要員となるべき自衛官を養成する
 
「曹候補士」
 
「航空学生」
・・・
パイロットなどを養成する
 
「看護学生」
・・・
陸上自衛隊において看護業務に携わる婦人自衛官を養成する
 
「幹部候補生」
・・・
幹部自衛官を養成する
 
「防衛大学校学生」
・・・
将来の幹部自衛官を養成する
 
「防衛医科大学校学生」
・・・
将来の医師である幹部自衛官を養成する
 
「自衛隊生徒」
・・・
中学卒業者で17歳未満の男子を対象とし、将来の技術曹を養成する
 
以上のように、多種多様に区分されており、年齢、学歴要件など応募資格についてもそれぞれ異なります。

一般的な自衛官(2等陸・海・空士)と婦人自衛官について説明します。
採用試験合格後は、各地に所在する教育隊などで、自衛官として必要な基礎的事項について教育訓練を受けた後、各人の適性と希望等をふまえ、職域・職種等が決定し、その職域に必要な基礎的知識、技能修得のための教育訓練が行われます。

自衛官・婦人自衛官(2等陸・空・海士)
  ☆受験資格
    日本国籍を有し、採用予定月の1日現在、18歳以上、27歳未満の男子・女子
  ☆試験内容
    @筆記試験(国語、数学、社会及び作文) A口述試験 B適性検査 C身体検査(男子は身長155センチ以上,女子は150センチ以上など,採用区分別に若干異なる合格基準あり)
     
     
  ☆難易度
    合格率は男子で28.5%くらい、女子で9%くらいです。

□企業・団体作成ホームページへのリンク集

防衛庁 − 防衛庁の公式サイト。陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊の紹介や採用情報も。
海上自衛隊ホームページ
陸上自衛隊ホームページ
航空自衛隊ホームページ
ブルーインパルスホームページ - 展示飛行の予定、機体概要、「ドルフィン・ライダース」の紹介。
自衛隊岩手地方連絡部 - 広報行事と自衛官等の募集案内。
自衛隊群馬地方連絡部 - 自衛官の募集。各種イベントの紹介。
自衛隊千葉地方連絡部 - 自衛官>募集。各種イベント情報も。
自衛隊東京地方連絡部 - 採用情報、即応予備自衛官の制度、広報行事。
自衛隊静岡地方連絡部 - 自衛官の募集案内。即応予備自衛官制度の説明、自衛隊行事の紹介。
自衛隊長野地方連絡部 - イベント情報、自衛官募集情報等。
自衛隊岐阜地方連絡部 - 自衛隊の広報行事、自衛官の採用情報等を紹介。
自衛隊三重地方連絡部 - 自衛官採用、各種イベント紹介。三重県内自衛隊について。
自衛隊兵庫地方連絡部 - 兵庫県内の自衛官採用に関する問い合わせ受付。
自衛隊京都地方連絡部 - 婦人自衛官の作者が自衛隊の概要・地方連絡部の業務・イベント情報等を掲載。
自衛隊広島地方連絡部 - 部隊紹介、イベント情報、「即応予備自衛官制度」について等。
自衛隊福岡地方連絡部 - 自衛官の募集情報、自衛隊のイベント情報 等。

□個人作成ホームページへのリンク集

危機管理・予備自衛官 - 予備自衛官、予備自衛隊、自衛官、自衛隊等の用語説明と自己紹介。
自衛隊での功績 - 自衛隊を定年退官した自衛官の経歴と功績。宇都宮市の航空写真も。
自衛官を志す人々へ! - 業務紹介、採用コース、試験日程等。