デザイナーについて

デザイナーという職業の中にはさまざまなジャンルがあります。
例えば、服飾関係,宝石(ジュエリー),フラワー,アート,グラフィックなどです。ここでは主に、服飾関係について紹介しています。
服を作る工程としては、デザインする・パターンを作る・裁断する・縫製するがありますが、それぞれ、デザイナー・パタンナー・カッター・縫製者と呼ばれています。この場合が最も狭い意味でのデザイナーですが、デザインから縫製まで手がける人や、小売店までを結ぶコーディネーターとしての役割もかねたデザイナーもいます。
就業形態として、自営のファッションブティックや洋装店を経営したり、ファッションスタジオなどを主催している服飾デザイナーやアパレルメーカーなどで雇用されている人が全国で7千人〜8千人くらいいるといわれています。

服飾デザイナーになるためには、特別な資格や免許は必要ありませんが、多くの服飾デザイナーは高校卒業後、洋裁の専門学校をで必要な基礎知識や技術を習得してから、服飾デザイナーの助手となったり、ファッションブティックやアパレルメーカーに就職するコースをたどるようです。
必要な資格ではありませんが、多くの人は(財)日本ファッション教育振興協会の行っている洋裁技術検定を受験しているようです。これは家庭で洋裁教室を開いたりアパレル業界に就職する際に役立つ人気資格です。

洋裁技術検定
  ☆受験資格
    特にありません。
  ☆試験内容
    [学科試験]
     
【基礎初級】
@洋裁用具の基礎知識 A服装常識 B素材の常識的知識 
        C基礎製図に対する知識 
      【基礎中級】 @流行についての知識 A服装のマナーと社会性 B服装と色彩の関係ほか
      【基礎上級】 @服装史 A流行と社会生活ほか
    [実技試験]  
      【基礎初級】 @平易な婦人・子供服の応用製図 
        A婦人・子供服の平常着を規定時間内に制作 B平易な服装手芸ほか
      【基礎中級】 @簡単なスタイル画 Aデザイン、配色、素材の選択 B応用製図
        C体型に合わせた仮縫い Dデザインの作品制作ほか
      【基礎上級】 @立体裁断 Aデザイン画が自由に描ける
        B気候、環境、年令に従ったデザインができる
        Cひと通りのデザインの仮縫いほか
  ☆難易度  
   

合格率は70%くらいです。


□企業・団体作成ホームページへのリンク集

ICSカレッジオブアーツ - デザイナー、デコレーター、プロデューサーを育成するためのスクールの案内。
東京デザイナー学院 -様々なデザインの専攻を持つ専門学校。
□個人作成ホームページへのリンク集

コシノジュンコデザインオフィス - ファションデザイナーコシノジュンコのオフィシャルサイト。プロフィールやブランドの紹介等。
夏樹陽子 - 公式サイト。プロフィール、ジュエリーデザイナーとしての作品紹介、プライベートフォト等。
ISSEY MIYAKE-ファッションデザイナー三宅一生のオフィシャルサイト。個展案内やショップリスト等の情報。
EYES-菊池武夫のプライベートサイト。ファッション以外のデザインも取り扱っています。