土木工学分野について

土木工学は道路・橋・鉄道・空港・公園・トンネル・上下水道・堤防・防波堤など、私たちの市民生活に密着した施設を作る技術の集大成です。それは、ただこれらの施設の設計・建設をすることだけでなく、環境との調和を考えたり、地震・津波・火災などの災害を回避することや、その施設を作ることによる投資効果の分析なども考慮されなければなりません。
建築工学は個々の建物を対象としている点で土木工学とは異なり、また都市工学と呼ばれる分野は土木工学と建築工学の中間にあたりますが、計画が中心で建設を担当することはないようです。
大学では[数学・物理学の基礎科学]は当然ですが、[構造力学・水理学・土木計画学・土質学・測量学などの基礎土木工学]を学び、[材料学・施工学・河川工学・道路工学・橋梁工学・土木防災学・環境設計学・都市計画学などの応用分野]に進みます。また[実習として、測量実習や現場見学を実施]するところもあります。

学科名 内容

設置大学数

土木工学科 市民生活の基礎となる土台を作る

  47

建設(工)学科 土木工学と建築工学の共通分野

15

都市工学 都市計画・環境衛生学・防災技術など

他に、環境建設工学科・環境システム工学科・社会開発工学科・土木環境工学科などの類似の学科があります。

専門知識を生かすなら、土木関係の公団や事業団・建設会社・電力・ガス・鉄道・不動産・商社・国家公務員・地方公務員などがあり、選択の幅はかなり広いようです。また、実際にその関係に就職するものが多いようです。
この分野に関連する資格としては、
・建設工事現場で作業手順、工事進行、安全性のチェックを行い、工事の施工管理にあたる現場監督に相当する土木施工管理技師
・建設工事現場における下水道の配管・ガス配管・冷暖房などの配管工事の専門技術者である管工事施工管理技師
・公園などの公共施設や緑のスペースを設計施工する造園施工管理技師などがあります。

いずれも2級・1級がありますが、実務経験が必要なため、就職した後で資格を取得することになります。
また一定の科目を履修すれば、測量士補の資格が得られます。
さらに実務経験を経ると測量士の資格をとることができます。
測量士は鉄道・水道・土木建設などの基礎作業や地図の作成を行う資格で測量会社などでの活躍が期待でき、将来性の高い資格だということがいえます。

□大学作成ホームページへのリンク集

金沢大学工学部土木建設工学科
関西大学工学部土木工学科
岐阜大学工学部土木工学科
国士舘大学工学部土木工学科
中央大学理工学部土木工学科
東京大学工学部土木工学科
東北学院大学工学部土木工学科
東北工業大学工学部土木工学科
徳島大学工学部建設工学科
鳥取大学工学部土木工学科

 

□その他のホームページへのリンク集

国土交通省 - 公式サイト。紹介、建設白書、基礎統計資料など。
エコ・シビル − 地球環境に優しい土木のための計画・設計・施工の技術を掲載しているサイト。
シビルネットワーク研究委員会 - 土木分野に関する科学技術情報や社会・生活基盤・文化について広く情報を提供。